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バス男とトムジョーンズとArt&Fear

書くことへの敷居を低くしてとりあえず頻度を増やすことから始めるというのも大切なのではないか?(Art&Fear方式)

と思ったので、そぞろ書き。


その1:バス男

ダンナが映画『バス男』(原題ナポレオン・ダイナマイト)のDVDを買ったので、この週末に見た。

この邦題は言わずもがな『電車男』にあやかっていて、じつは本編中で主人公がバスに乗ってるシーンは少ないのでダンナは「『バス男』じゃないよなあ」と言ってたのだけども、ある意味「自分で車も運転できないから通学は小学生にまじってスクールバスに乗り、学校のダンスパーティに行くにも叔父さんに車を出してもらわなければならないダメ男、略してバス男」と読めなくもなく、悪くないタイトルなんじゃないか、と個人的には思った。でも日本は16歳から車の免許が取れるわけではないから、やっぱ分かりにくいんだけどね。というかきっとそこまで考えて邦題つけてないし。

私は日頃「脱力系」とかに興味はないのだが、これはギリギリ脱力しない線で見事に作られていて、楽しんだ。万人に勧めると私の趣味が誤解されそうだが、私と同じポイントを見てくれる人には勧める。


その2:Tom Jones

今日は「The Best of Tom Jones」というCDを買いました。(ベストやたらといっぱいあるんだけどね、この人)

トム・ジョーンズとの(ちゃんとした)出会いは、デュエット・カバー曲を集めたアルバム「Reload」。このCDばかりを鬼のように聴き続けた。「Burnin' Down The House」とか「Ain't That A Lot of Love」とかどれもこれも良すぎるんだもの。あまりに満足度が高かったため、おかげでその後かなり長い間、トム・ジョーンズの他のアルバムへ手を出そうという気が全くおきなかったくらい。で、だいぶ経ってからようやく、Reloadと同じ時期にダンナが購入はしていた「Tom Jones sings 60's」を聴き、「Tom Jones & Jools Holland」(これがまたいいんだ、どれもこれも)を買い、そして本日のベスト盤購入に至るわけです。
このベスト盤買いの目的は、プリンスのカバー「Kiss」(with Art of Noise)。これこそ実は唯一リアルタイムで聴いていた、というか衛星放送の洋楽番組でビデオクリップを見ていた、「はじめてのTom Jones」だったのだ。だからじゃないが、すごくいいなあ。当時はプリンスの原曲のイメージが強かったので、やたらと野太い声の人が呻っとるなあと思ってたけど。
そしてKissとReloadの間のTom Jonesとの再会は、じつは映画「マーズ・アタック!」だったはずなのだけど、トム・ジョーンズとして見る意識まるで無し。言われてみればそういう人がいたのは憶えてるけど、トム・ジョーンズだったかどうかなんて全く思い出せない。しかしティム・バートンが「宇宙人が攻めてきて地球が滅びたあとに生き残る人間がいるとしたらたぶんトム・ジョーンズみたいな人」と言ってたそうだが、腑に落ちすぎる。ティム・バートンはトム・ジョーンズが大好きだそうで、日頃のティム・バートンの作風じゃトム・ジョーンズをサントラに使うわけに行かないだろうから(スリーピーホロウとかジャイアントピーチとかに)、マーズアタックではさぞかしご満悦だったことだろう。


その3:Art&Fear
上のほうに「Art&Fear方式」と書いたが、これは自分の中ではすっかり定着した符牒なのだけど、それだけ書いてもサッパリ伝わらないだろうから説明を書いておく。

『Art&Fear』とは、David Bayles and Ted Orlandの著書。映画監督のロバート・ロドリゲスが、『スパイキッズ2』のDVD特典コメンタリーの中で激おすすめしていた。ロドリゲスが引用したのは何かというと、芸術作品とかを作るときに、質の高いものだけを生み出そうとして汲々とするよりも、とりあえず量を優先でガンガン数を作り出したほうが、結果として質がより高い作品ができる、という比較実験の結果が出ている話。ロドリゲスの文脈では、だから映画も数を撮ったほうがいいんだ、だから数が取れるように俺は低予算で済むようにいろいろ工夫してんだ、という話だった。でもこれは考え方としては実は芸術に限らず、例えばビジネスにも活かせるアプローチだと思う。自己訓練にもね。だから「Art&Fear方式」とは、まず量をこなすことを考えて、質がついてくるようにする方式のことです。
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