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メタルマクベス/レベッカ

今週末はふたつあって。
土曜日に、ゲキ×シネ『メタルマクベス』を観てきました。
日曜日に、『レベッカ』を観てきました。

ゲキ×シネというフォーマットで観るのは、初めてだったんですが。
思いのほか、よかったなあ。
以前は舞台物を映像で見るなんて、見逃したものを少なからず見られたり、何度も見られるっていう意味では有難いけど、やっぱりルール違反というか、ホントに見たことにはならないという思いが強かったのだけど。
これはこういうものとして、アリかも!という感じです。
新感線の舞台が、こーいうフォーマットに合うというのもあるのかもしれない。(たとえば、これがミュージカルの舞台とかだと、やっぱりダメだと思うから)
新感線を映像でといえば、『天保十二年のシェイクスピア』とか、『吉原御免状』とかのDVDは持っていて、家で見てるわけですが、映画館で見るのは、大画面だったり、特に音楽がフィーチュアされている今回のような舞台だと大音響だったりするのは、やはり良いです。あと、これは以前に黒澤映画のリバイバル上映を観に行ったときにも思ったことだけど、家で見ているのとの大きな違いは、客席のリアクションがあること!生の舞台を観に行けるに越したことはないけど、次善の策としては、ゲキ×シネは大いにアリだと思います。

さて『メタルマクベス』、内容について、良かったところ:
・全体的に、造りがタイト。
・思いのほか、原典に忠実。リメイクもうまくいってたのでは。
・新感線のロックものとして期待を裏切らず、音楽が好き♪
・北村有起哉が良かった!こないだ『トゥーランドット』で見て気になってアンテナ立ててた役者さんのひとり。
・松たか子、個人的に好きでなくて彼女が出ている舞台は毛嫌いして見なかったのだけど(メタルマクベスを舞台で観に行かなかったのも彼女が出ているせいが大きかった)、思いのほかちゃんと演技できてた。思いのほか演技が振り切れてた、というのか。あれだけ思い切ってやってくれる女優さんとなると、いろんな舞台でこぞって使いたがるのも判らんではない、と思ったけど、でも、なんというのかな、どうしても彼女!っていう個性が無いな、とも思った。もとの顔が地味だったりするからかなあ。だから頑張ってる、というのもあるのかもしれんが。

気になったところ:
・内野聖陽が、思ったほど歌がうまくなかった…ような…。生で聴くと気にならないのかなー。でも見た目カッコよかったし、芝居は良かったと思う。
・クドカンの脚本の、笑いをとろうとしてるセリフまわしがうっとうしくって、ちょっと浮いてたかんじ。あまり意識したことなかったけど、中島かずき氏ってやっぱり新感線に合ってんだな。て思った。

ほかにもあった気がするけど、メモを取らなかったので忘れてしまった。
今回のゲキ×シネ上映の予告編もあったのだけど、アカドクロとかアオドクロとか朧の森とかも観に行きたいなー。スケジュールが許せば。


そして本日観てきた『レベッカ』。
あのねえ、話が面白かった。(原作も読んだことなく、ヒッチコックの映画も見たことなく、全くのお初だった)
あと、出演者がみんな(歌が)うまかったので安心して観れた。

ただ…
私はこの脚本&音楽コンビ(ミヒャエル・クンツェ&シルヴェスター・リーヴァイ)の感性が、たぶん性に合わないんでしょう。エリザベートも世評に反してそんなにビビッとこなかったし。
私がミュージカルに求める根源的な水準として、楽曲は物語の一部であらねばならないというのがあるわけです。だから、メインのストーリーラインと関係なく、突拍子も無く脇役のキャラクターがソロナンバーを歌いだしたりとか、単にここらで一つ場を盛り上げるためだけに群集が歌い踊ったりとか、そーいうのが嫌いなわけです。私はミュージカルを愛してやまないですが、そういう意味では「勘違いしたミュージカル」というものを、世のミュージカルを食わず嫌いの人に負けず劣らず大嫌いかもしれない。『レベッカ』は、構成としてその辺が非常に気になった。親戚の歌とか、アメリカンウーマンとか、ゴルフの歌とか。それ以外の、メインのストーリーラインのところは、とてもよかっただけに、もったいないことだ。演出の問題もあるかもしれない。変な暗転みたいなの多かったし。

そして苦言ついでに、ということでもないんだけど…
山口祐一郎氏、存在感もあるし歌声は抜群に魅力的だし、非常に素晴らしい資質を持った舞台役者さんだと思います。けど…演技、こんなだったっけ??と、彼の宙をさまよう手を見ながら何度も思うことしきり。むかし『カンパニー』で彼の台詞まわしが気になったときは、完璧「へんな日本語訳のせいだろう」と思ってて、あと彼を見たのといえばジャン・バルジャンとトートなんだけど…そのときは演技には特にひっかからなかったんだけど…今回は、台詞も動きもいろいろ気になったなあ。やっつけ仕事…ってわけでもないんだろうけど。長丁場の公演の中盤なので、中だるみだったのかもしれないが。

大塚ちひろ氏、初めて観たと思うけど、よかったです。安定感がありました。声は個人的にはもっと芯があるほうが好きだけど、技術的には全然オッケイでした。ルドルフにおける笹本玲奈みたいなかんじでオッケイ。

シルビア・グラブ氏、今回もうまかった。そして白目が怖かった。最初から最後までずっと怖い役だったので、彼女の数多い引き出しの一部しか出していなくてもったいなかった。今度はもっと弾ける役でも観たいです。

吉野圭吾氏、ひさしぶりに観たなー。あいかわらず身のこなしが美しい。そして歌声の線が細い。ソロナンバーの後半は声の出が良くなってたけど。彼もいま一歩皮がむけるとよいのに、もったいない。影ながらエール。

そういえば先日観てきた『ルドルフ』の感想も書いてないのか。
あれもいろいろ言いたいことはあったが…。とりあえず、今日はそんなところで。

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きっかけ?

今日、うちの米本社が多額の寄付をしている米大学のビジネス学部のhonor studentsが、日本ツアーの一環としてうちの職場に見学にやってきた。お手伝いで同席。

そのミーティングの中で、日頃はあまり直接関わりのないうちの会社のトップの方々がお話しするのを聞く機会に恵まれた。
…久しぶりに、ああ、この人(達)はいいリーダーだなあ、こんな人のいる会社で働いているんだなあ、と思える瞬間だった。

もう結構な長期に渡って低迷している仕事へのモチベーション、また上げることが出来るかも。

でも一つ問題なのは、今日のお二人は私が日々直接関わりのあるリーダーの方々ではないんだよなあ。
自分ひとりでモチベーションを持ってやれればいいのは、そりゃわかってるんだけどさ。
てな悩みが低レベルすぎる気がしてメンターにも相談できない。はー。

大失態…。

あー。観劇人生初の大失敗だ。数年前からうすうすボケが始まってんじゃないかと思っていたが、ホント末期かも。
発売時点で購入できなかったためわざわざネット掲示板で譲ってもらってまで手に入れたミュージカルのチケットがあったんだけど、今日(6/1)の公演だったということにたった今気が付いた。その演目に行く予定だという認識はずっとあって、楽しみに楽しみにしていたのに。月の変わり目だった、とか、他のミュージカルの演目を前日に観に行っていた、とか、というのはあまり関係なくて、最大の敗因は、その演目の観劇予定を手帳に書いてなかったことだ。というか、どうして今回に限って手帳に書いてなかったんだろう。ボケか。うわー、ホントに判らない。いま手元に順番待ちの観劇チケットが久しぶりに結構な枚数あって、その中から抜け落ちたとしか言いようがない。

そこで自分が大人になったなあと思うのは、ショックを受けてる暇もそこそこに、すぐにまた同じ掲示板にアクセスして同じ演目のチケットをあらためて探して申し込みまですでに終えたところ。ショックで放心状態になってるくらいだったらその時間にリカバリー策をとったほうが建設的、と、頭で割り切ったというよりはもはや反射的だった…。

あともう一つやったことは、ほかに手元に待機中のチケット群が手帳に記載されているかをすぐにチェック。ミスが一つ見つかったらとりあえず再発防止策をとる、これももはや習性的な行動。ちなみに他のは全部書いてあった。何故これだけが…。

ということで、本当は土曜日に観に行った『ルドルフ』の感想でも書きたいところなんだけど、内心の動揺がまだ収まらないため、今はやめておく。
プロフィール

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現在の座右の銘
It's not about winning the moment.  It's about winning the day.

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