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シラノ

土曜日に鹿賀丈史のシラノみてきました。於 日生。

なるべく公平な目で書こうと思いますが・・・
なのでまずは客観的な情報から。
レスリー・ブリカッス&フランク・ワイルドホーンという、ジキル&ハイドチームの新作ミュージカルによるシラノ・ド・ベルジュラックです。
2幕の曲にいいのが多かったなあ。
シラノ鹿賀丈史、ロクサーヌ朝海ひかる、クリスチャンは私が観たときは浦井健治。仇役のド・ギッシュ伯爵は鈴木綜馬さん(なにげにこの人の舞台、割と観てるかも。。)

えとー。
鹿賀さんがヒドかったです。
歌が。
シラノのソロ曲が多い舞台だったのですが、シラノの曲がよかったのかどうだったのか判別できないくらい、鹿賀さんの歌がヒドかったです。
個性とかそういう問題でなく、おそらく体調が悪かったり豚インフルエンザだったりなんらかの特殊事情があったのだと思いますけれども。長音が伸びないとかはまだカワイイほうで、音程が明らかにハズれまくっている箇所も多々あり。
鹿賀さんの演技のつくりかたとか、お茶目なキャラクターとか、とても魅力のある役者さんなのだろうとは思います。そういう点で好きな部分もあります。
だけどミュージカル役者として、どーなのこの出来で舞台にあげちゃうのは…。本気でビックリした。まわりの男性コーラス陣のレベルが非常に高いだけに、ますますシラノのソロのダメっぷりが際立つというか…。
最近、どの舞台の鹿賀さんを観ても、「あと何回舞台に立てるかわからない」みたいな発言をされていますが、うーん…ちょっと考えられてもいいかもしれないですね、本当に。

そんな出来なのにも関わらず、スタンディングオベーションしちゃう客の多さにもまたビックリ。日本の演劇はスターシステムだとかいう業界人の発言を聞くたびにイライラしちゃうのですが、ホントにスター役者で回ってんだなぁ、舞台の出来とかそーいうことは二の次なんだなあ…と実感した瞬間でした。

いやービックリした。

ロクサーヌの朝海ひかるさん、私は初見でしたが、ブロードウェイかウェストエンドの女優さんかという日本人女優らしからぬ低い声が私は好印象でした(笑)。

クリスチャンの浦井健治さんもバカっぽさ全開で好演でした(笑)。
私は前に市村正親さんシラノ・西田ひかるロクサーヌ・山本耕二クリスチャンっていう別バージョンのミュージカルを観てるのですが、それよりもクリスチャンのバカさ加減が設定としてきわだっていたというか…。帰り道にあたまに回る曲は浦井クリスチャンの「この美貌~♪」ですから(笑)。

次回観劇予定は『Coco』。しばらく間が空くなあ。
口直ししたい…。


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『死神の精度』

伊坂幸太郎の『死神の精度』を読了。
家にたまたまあったのでたまたま手に取って読み始めたら、止まらなくなって読み終えた。
短編小説。一編一編の構成が巧い。その上に一連の短編のクロスオーバーのさせ方も絶妙。
文章も簡潔でキレイ。こんなに上手い作家がいるんだー。と感心した。全然知らない名前だったもので。
(家にたまたまあったのはだんなが買ったからで、彼もたまたま「ジャケ買い」だったのらしい。)

他にも読みかけの本がいろいろありますが、とりあえず今日は夕方~夜に3時間ばかし昼寝(?)してしまったので、ワイン飲みながら夜ふかししてます。

贈られ物

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だんなにもらいました。誕生日プレゼントだそうです。(2ヵ月経ってるけど)
わかるかな。やじろべえ的な置物。この顔と風情がイイね。

エコ逆行

資生堂が過剰包装削減に取り組むだけで、いったいどんだけのCO2排出量が削減されることか…。

と、箱に入った化粧品を紙袋に入れられてそれをまたさらに手提げの紙袋に入れられて渡されるたびに、切に思います。
今回はさらに、ごっつい化粧箱に入ったノベルティのちっこいクリームもプレゼント。どうせ捨てるだけの箱なのにね…。

私は日頃あんまりエコエコ言うほうではないんだけど、長年愛用してる資生堂ユーザーだけに、たいへん気になりまする。

きっと社内では、それを無くすと資生堂のクラス感が損なわれるから…お客様もそれを資生堂に求めてるから…とかって、一昔前の価値観でそのまま来ちゃってる意見が主流を占めてんだろうなあ。こんな時代ですのに。


靴、買いすぎです

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ここに写ってる靴はみんな今シーズンに買ったもの。しかもこれだけじゃないし。みんなJavariが悪いんです。

『レッド・クリフ Part II』

『レッド・クリフ Part II』、やっと観てきました。

明らかに、本来 Part I と Part II あわせて一遍の映画として公開されるべきだった作品。だから後半部分にあたる Part II は当然 Part I よりさらに面白く、迫力があり、盛り上がるのです。いやー良かった。スゴかった。ジョン・ウー大好き!!!

前後編のクライマックス、赤壁の戦いが描かれるとあって、アクションシーンというか戦闘シーンは相当壮絶。激しいほどにむしろ悲しい、というか、ジョン・ウー監督の反戦メッセージが逆に伝わってきます。

でもそんな中にも美しい詩的なモーションも随所にちりばめられているのが、ジョン・ウー監督の真骨頂で…って前回も同じ表現で書いたけども。戦闘に限らず、さりげないシーンが印象的。ヴィッキー・チャオが密偵として曹操側に潜入しているときに出会って友情を暖めた敵兵との出会いの場面で、二人同時に対称的に柵を飛び越える瞬間のシーンとか、中村獅堂が爆弾を作らせてダメ出ししてる場面で成功弾の炎に包まれ、煤で真っ黒の顔で振り返って「まあまあだな」ってニヤリとするシーンとか、趙雲子竜の火縄の舞とか、リン・チーリンがお茶をたてる所作とか、ヴィッキー・チャオがまた呉に帰ってきて曹操の陣を克明に記した布をひもといてクルクル回るスローモーションとか、10万本の矢のシーンで舟の片側に浴びせられた矢の重みで舟が傾いて、舟を半転させて逆側にも矢を浴びて舟の傾きが戻るショットとか、戦場で馬が倒れて回転するシーンとか、んもーー数え切れないです。

曹操陣に出向いた小喬を救うのはきっと趙雲なんじゃないかな~となんとなく思いながら観ていたら、案の定ビンゴ!ジョン・ウーはホント周瑜と趙雲が好きだなー。ふたりタッグで闘うシーンとかあるし。あそこも二人が対称で動く印象的なショットがあったなー。
ヴィッキー・チャオと敵兵のエピソードはモロ、ジョン・ウーの得意分野というか、これじゃ泣かざるをえないじゃんキタネエー!っていうか(笑)、コテコテのジョン・ウーを楽しませてもらいました。

香港映画的な、ご都合的なストーリー展開を指摘しようと思えば、それはあるよ。ヴィッキー・チャオが男装で敵情視察に入ってしかもふつうに生還したり、リン・チーリンがひとりで敵陣に出向いてしかも死ななかったりするのは、それは歴史映画的にはツッコミどころかもしれないですよ。でも、そんなところは全く気にならずに骨太のストーリーとメッセージを堪能し受け止められたのは、自分大人になっててよかったあーと思う(笑)。

出番少ないけど孫権のチャン・チェンがちょーーーう二枚目です。
小喬のリン・チーリンも清楚で本っ当に美しい。

個人的には、自分の人生で大きな位置を占める出会いのひとつだった『三国志』を、大好きなジョン・ウーが監督してくれて、これだけ素晴らしい映画が生み出された、という、そのことが大きな奇跡で、生きてて良かった!!と思います。


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It's not about winning the moment.  It's about winning the day.

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