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『RENT』/『眠れぬ夜のサバイバル・パーティー SO SOLDIER』

この週末は芝居を二本観てきました。
土曜は『RENT』の来日公演。オリジナルキャストのアダム・パスカルとアンソニー・ラップが出演してるやつです。
日曜は水木英昭プロデュースの『眠れぬ夜のサバイバル・パーティー SO SOLDIER』。観に行くことにしたのはこないだの日本人キャストの『RENT』でベニーを好演してた白川侑二朗氏が主演してるからで、よく考えたらRENTつながりだ。


で、RENT。
RENT観劇史上舞台最近(ちか)の、2列目ほぼド真ん中。

アダム・パスカルが、すごくよかったの。ロジャーとしての演技がホントナチュラルで、かわいくて、時にいたずらっぽくて、素敵で。ロジャーというリアルな人物が、そこに呼吸しているような。ちょっとしたセリフまわしとか、歌いまわしとか、表情とか、ほんとささやかなことの積み重ねなんだけど。それはたとえば、電話してきたベニーとマークの会話にチャチャを入れるときの口調だったり、ミミのお尻が目の前にあってつい一瞬目を離せないその呼吸だったり。映画のときは特にそんなふうに思わなかったのになぁ。髪形がショートになって、カッコよくなったせいもあったかな(笑)。これはホントに、今回2列目センターという距離で観れて本当によかった。

アンソニー・ラップは、CDや映画の印象と同じ、だったかも。アダム・パスカルとのbuddy感というか、すごく息は合ってたと思う。

あまりに舞台に近かったので、舞台全体を観ることはほとんどなくて、全てのパーツをドアップで観続けていたかんじ。
こないだ日本人キャストのRENTは新演出だったので、昔ながらの演出のRENTを観れてホッとしたかな。

コリンズは、総じて悪くないのだけど、コリンズが一番最初にソロになるところで出そこねた印象が悪くて、その後もあまり好意的に見れなかった。エンジェルも私の好みよりもややlovingなかんじが足りないかなー。若干。全員、スキル的には歌も身体的にも一切ひっかからなかったので、あとはもう好みの差だけみたいな話でしかないけどね。ちなみにアンサンブルの日本人の彼女は、『ブロードウェイ・ブロードウェイ』にも出ていた彼女と同一人物だよね??顔に見覚えが。


水プロのほうは、エンターテインメントの舞台としては、まあ悪くなかったです。終わり方がなんかあまりストンとしてなくて、美しくなかったけど(=ムリヤリ終わったかんじという意味)。白川氏、かぁーっこいい。殴られてふっとぶ側のアクションもうまいのが高ポイント。アクションて殴る蹴る側も大事だけど殴られる蹴られる側のリアクションがすごい大事だよなー。この舞台のアクションは、出てきた全員がホントにすごかったよ。劇中アクションシーンに延々時間割いてるだけのことはある(素直に)。


『サンデー・イン・ザ・パーク・ウィズ・ジョージ』

順番が前後しまくってますが…観に行ったのは先週末、8/1(土)マチネです。

いわゆる伝統的なstraightforwardなつくりの芝居ではないことは確かで、難解と思えば難解な舞台なのかもしれないけど…

過去にいた人びとがいて、いろんなかたちでつながって、今のこのときに自分がいる…というのは、じつは私は何かにつけてふと思うことでもあるんです。だからこの作品が一番描きたかったことは実は二幕の最後のシーンで、そのために一幕がある…という亜門さんの話(パンフの対談にて)は、すごくよくわかる気がする。

逆に言うと、そのテーマを描きさえすればいいから、途中のこまごましたエピソードや登場人物というのは、正直それ自体がそこまで重要ではないんだよね(笑)。という意味で、ストーリーやドラマで観客を惹きつけたり共感を得たり感動させたり…というたぐいの芝居ではないから、解りにくく感じられがちなのかもしれない。別の言い方をすれば、そういうたぐいの芝居が持っている、バーンと観客を引っ張り込む力を持っている作品ではないよね。種目がちがうというか。
でも、一幕の最後、ジョージが登場人物たちを一人ひとりそれぞれの場所に配置していって、ストーンと緞帳が下りるとそこには「グランド・ジャット島の日曜日」の絵が、さっきまで舞台上に見ていたそのままの配置で掲げられている、という、その演出には一瞬鳥肌しました。亜門さんてなんというか、物語的な理屈よりもこういう感覚的な部分の演出に秀でているのかなと思う。

ソンドハイムの曲がまた、歌うと難しい難しいと言われがちで…。観客側からしてみれば、難しさを一切感じさせないくらいさらっと歌いこなしてくれれば、別に聞いててまで「うわー難しそう」と思う曲づくりではないと思うんだよね。逆にしゃべるように自然に聴こえるはずというか。という意味で、亜門さんもそこはこだわったそうですが、聴いててほとんどさらっと、せりふのように聴くことができたと思います。唯一、戸田恵子さんが公園でモデルやってるときに歌う早口の曲は、「せーのっ」て感じで一生懸命まくしたてて歌っている感じがありましたが…。
ソンドハイムの音楽、美しかったな。好き。

戸田さんは、いまや歌の人ではなくて芝居の人だと思うけど、やっぱり歌詞をセリフ、ことばとして噛み砕いて表現できるのはさすが強み。歌声としての訓練が充分かという問題は全く別として。
彼女の役名は「ドット」。点描画家だったスーラの大切なひと、という意味合いでしょう。(ドット=点)

いつもだと役者個々人の感想を書いたりするのだけど、戸田さん以外あんまり一人ひとりを取り上げて何か言う気にならないな…。
オリジナル版のCDを聴きながら、このへんでアップしておきます。

He's Just Not That Into You

きのうの夜、邦題『そんな彼なら捨てちゃえば?』を観てきました。
コレ原題の「彼はズバリあなたにたいして入れ込んでない」というのと逆方向のニュアンスの邦題がついてるのは、やっぱりそのほうがメインターゲットである女子に見に来てもらえるから?

途中まではかなり面白く観れて、DVD買ってもいいなあと思うくらいだったのだけど、オチがありえなくてそこがちょっと興ざめ。
ありえないオチというのは、主人公のあんまりモテない女子(ジェニファー・グッドウィン)にそれまでずっとクールで淡々としてたジャスティン・ロング(うちではマックと呼ばれています←USのアップルのCMでマック役をやってたから。日本版でラーメンズがやってたやつね)が、いきなり彼女にフォーリンラブするから。ないない、そんなこと。コバルト文庫ですかっ。
さいごにハッピーになるのが、上記のジェニファー・グッドウィンと、ドリュー・バリモアと、ジェニファー・アニストン。逆に、ひとりになるのはスカーレット・ヨハンソンとジェニファー・コネリー。非モテ系だったりあまり容姿にめぐまれなかったり私生活でブラピに捨てられてかわいそうキャラだったりするチームが男を見つけて、ゴージャス&セクシー(という世間的な位置づけ、私はあんま好きじゃないけど)だったり賢かったりするチームはひとりになるということで、この映画はあまりモテない女子がターゲットで、さいごはやっぱりそんなメインターゲットの彼女たちが溜飲を下げるように作ってあるのねえと思った。

ちなみに新宿ピカデリーのメンバーポイントで6回観たら1回タダっていうやつをはじめて利用して行ってきました。ポイント利用だとカウンターに並ばなきゃいけないのが弱点。それ以外のときはもうインターネットの事前予約以外使わないもんね。フツーにチケット買うだけならネットで取って機械で発券すれば待ち時間ゼロなのに、なんでみんなあんなに並ぶのだ。理解不能。

『WEST SIDE STORY』

『WEST SIDE STORY』、50周年記念来日公演を観てきました。

素晴らしかった。言葉に語り尽くせない。

プロローグのJets vs Sharksの小競り合いを描くダンスから、高揚感が止まらない。
台詞がなくても台詞がある以上に表現力豊かな振り付け。
ダンサー達の動きが本当に美しい。どこの場面を高速シャッターで切り取っても、どれも絵ハガキにできそうなくらい、美しかった。ジョン・ウーがいつか、多用するスローモーションについて語ってたときに、役者の身体能力、つまり体の切れの美しさによってスローモーションのスピードを変えるという話をしていたけど、今回のダンサー陣は、どこまでもスローで見せられそうな美しさだった。みんなハイキックがきれい~~。

指揮のテンポで面白かったのが、歌詞のある箇所は比較的ゆっくりに落としていたこと。これはSomething's Comingで思ったけど、その後も全編に渡ってそうだった。
ウエストサイドで私が何度も何度も聴いているのは、バーンスタインが自分で指揮している、ホセ・カレーラスとキリ・テ・カナワ版のCD。バーンスタインは、音楽の人だから、やっぱり曲を聞かせるためのテンポづくりで、Something's Comingとかも速いのね。これに対して今日の舞台では、ことばをはっきり聞かせたいという意図が強く感じられた。体に馴染んだテンポとは違うけど、その意図は好感。

役者さんでいうと…トニーとマリアが、若かった!!(笑)
甘いテノールって私は基本的に好きにならないことが多いのだけど、今回のトニーの「Something's Coming」にはあやうく目がハート!
そしてマリアもトニーもだけど、主人公の二人の歌声がなんと初々しいこと!!若いよ!!!
あまりに若くて初々しい二人の恋に、見てて胃の中がこそばゆいわっ。
(特に私が聴きなれてたのが、前述のオペラな二人のバージョンだからさ…キリ・テ・カナワのマリアがこええのよ…若さゼロ)
しかし初々しさは稚拙さを全く意味しておらず、技術レベルはムチャクチャ高い。二人ともハイトーンの美しいことと言ったら。演技もいいし。こんな若い役者達を輩出するんだからアメリカのミュージカル界はホントに凄い。

アニタの姐御が、ド迫力(笑) 脚がすげえ筋肉!
ベルナルド、上背があってカッコよかった♪
メインキャストでは唯一リフだけが歌はイマイチ(ダンスはみんな例外なくスゴイ)だなーと思っていたら、キャスト表を見たら今日は彼だけがアンダースタディだった。なるほど、そうか…。

ちなみに今日のマチネのキャストは、
トニー:Chad Hilligus
マリア:Ali Ewoldt
アニタ:Oneika Phillips (←アニタはダブルキャストなしでこの人)
ベルナルド:Emmanuel De Jesus
リフ:Alex Stoll
でした。

舞台版を観たのは今回が初めてだったので、中盤のSomewhereでみんなが白い衣裳を着て現れて、JetsもSharksも混じり合って踊り、敵も味方もない美しい理想の世界がどこかにあるはず…と示されるシーンを初めて見た。そこから、ベルナルド、リフ、トニーの殺し合いが人形劇のように再現され、差別し憎しみあう現実の世界に転じるシーン(真っ白だった照明が赤黒く)に胸が苦しくなり…。一番最後の場面で、チノに撃たれたトニーの死体をJetsとSharks、双方のメンバーが手を貸して担ぎ上げるときに、あの白いシーンのSomewhereがかすかに流れて…こんないくつもの大きな犠牲を払って初めて、二つの敵対する集団が手を貸し合って(あの白い世界で示されたような)ひとつのことをすることが出来たという、その皮肉さ、やるせなさ。これは舞台版でしか経験できない物語構成で、秀逸だった。


余談としては、一幕と二幕の間の休憩時間に、オケピットでピアノの人が「さくらさくら」を弾きはじめ…(笑)
その後、ピアノとチェロとコントラバスで、なぜか「早春賦」を演奏し…
オケピ周りに集まった観客の拍手喝采をもらってました(笑)
チェロの人、「早春賦」の楽譜見ながら弾いてたけど…なんでそんな楽譜持ちこんでんだよっ(笑)
ステキなおまけ付きでした。

『修羅雪姫』 *追記あり

20090805231934
銀座シネパトスの名画座で梶芽衣子主演映画の連続上映をやってます。
で、行ってきました!『修羅雪姫』。
面白かったあー!!詳細は後日(たぶん)。

しかしひなびたコヤだったぁー(笑)
写真はエントランス前。
見よ、銀座でこの場末感。
上映中も頭の上を電車が行き交う音がするし。場内アンモニア臭だし(笑)。
名画座はこうでなくっちゃね~(←そうか?)


ホントはコレの前に、週末に『サンデー・イン・ザ・パーク・ウィズ・ジョージ』を観に行ったのだけど、感想はこれもまた後日…。


<後日追記>

ていうことで、あらためまして!『修羅雪姫』。
タランティーノがこれをベースにキルビルを作った…て話は聞いていたので、いっぺん見てみたいと思ってたのだけど、まさか映画館で見れるチャンスが来るとは!ラッキー。
銀座シネパトスの名画座企画で梶芽衣子特集をやると聞いて、せめて女囚さそりの一作目と修羅雪は見たいなーと思ってたのだけど、都合があわなくて女囚さそりには行けず。修羅雪もハッと気づいたら残り2日で、最終日には他の予定があって行けなかったから、まさに駆け込みで行ってきました。ご縁があったのね。

この『修羅雪姫』のテーマ曲で、タランティーノがキルビルの挿入曲としても使っている『修羅の花』(私のカラオケの18番です・余談)が、シネパトスに足を踏み入れると開演待ちの場内に流れていて、テンションが上がる。
場内には、どんなヤクザ映画好きのオッサンばっかりかと思ってちょっとドキドキしてたけど、意外に若い女の子どうしの姿なども。

勝手に古びた時代劇を想像してたのだけど、予想してたのより現代的なテイストで、展開にもひねりがあり、フツーに面白かった!70年代の映画なんだっけ?仁義なき戦い(←大好き)とかと同年代だもんね。この頃の日本映画、面白いよなー。

絵の具色の血しぶきブシュー!!(爆) 椿三十郎のラストぐらいで大爆笑してる場合じゃない。畳み掛けるようにブシュー!!ドバー!!絶対笑かそうとしてるわ。

お母さん役の女優さんがキレイ。(赤座美代子)

和上さまがデビッドキャラダインに似てる!

ムチャな修行メニューに(笑)
(子供時代の主人公が、樽の中に入って手足をふんばり、それを和上さまが坂道の上から蹴転がして「樽が自然に止まるまでふんばるのじゃ!」当然坂道を転がり落ちる途中で外に投げ出され泣いていると「出来るまで何度もやるのじゃ!」)

その修行の成果っぷりに(爆)
(同上の樽ころがしで、坂道の下に和上さまがいて、真剣で樽を一刀両断!しかし寸前に樽の外へジャンプした子供時代の主人公は空中で仮面ライダーばりにひざを抱えてクルクル回転して無事着地)

二人めの敵の胴体切断っぷりに(爆)

刀を握ったまま切り落とされた手をひっぱがしてポイ捨てる小ネタに(笑)

最後の敵と梶芽衣子のテレパシーの会話に(爆)

最後、雪の上の梶芽衣子キレイ。


この映画の梶芽衣子はヨゴレた場面が自分ではひとつも無く(レイプされるのは母親だし、拷問されるのは微妙に恋が芽生える新聞記者の彼だし、戦えばめっぽう強くてほとんどやられないし)、当時の彼女の立ち位置は知らないけど、売れっ子になって立場が強くなってた時期なのかしら?と勝手に想像しました。

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現在の座右の銘
It's not about winning the moment.  It's about winning the day.

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