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『Nine the Musical』

12/26(土) 昼、『Nine the Musical』 観てきました。

たまたましばらく前に映画『オールザットジャズ』を見てたんですが、ディレクターの自伝的作品、女たらし、死を目前に、といった設定がかなりかぶるので、そーいう感じかなぁと思ったら、テーマはちがってた。『オールザットジャズ』はあくまで俺中心だけど、『Nine』は周りとの関係中心というのか…。
(でも終演後は脳が勘違いして頭の中を『オールザットジャズ』のラストナンバー「Bye Bye Life」がグルグル)

一幕最後で女性たちが黒の修道服を脱ぎ捨てて赤のドレスになるとともに照明が落ちるシーンが印象的。
二幕ラスト、グイドを見捨てたはずの妻ルイーザがグイドへと歩を進め、グイドが妻に手をさしのべたところで終わるのも印象的。ルイーザはグイドを受け入れるの?それとも?と。余白を作って観客に委ねるのがG2さんのやり方なのらしく、普通なら答えを示して欲しがる観客な私ですが、今回は余白感が絶妙で、よかった。私的には、ルイーザはもう一度近づいてはみたものの、最終的に拒絶すると思います。(笑)

NINEというのは、男は人生で9種類の女に出会う…というのから来ているそうですが、妻、愛人、女神、娼婦、母、あとは…仕事の上司、仕事の部下("お気に入り"の入絵さん)、自分を批評する人、その他(スパレディ)?

新妻さん、うまいなあ。正妻はもっとか弱い役かと思っていたけど、声が強い(乱暴とかではなく、芯があるし、声量がある)ので、すごく強い妻に見えた。

私の好きなシルヴィア姐さん、スゴイ存在感~。(笑) あれだけ強引で強そうに見えて、ダブル不倫の末に「離婚が成立したの!」と純にグイドに報告して冷たくあしらわれるのとか、痛い、痛々しい。その後の長い後ろ姿のシーンときたら。

浦嶋りんこさん、歌が!!圧巻!!! 映画のほうのNineのトレーラーでも耳に馴染んだ「Be Italian」が素晴らしかった。かあさん的な娼婦像も、むしろリアル。あの歌詞を受けた子役くんの将来は心配してしまいましたが…(笑)。

入絵さんの指揮者シーンが何気に印象に残ってます(笑)。彼女すごい芸達者だなー。好き。

寿ひずるさんのネクロフォラスが渋かったです。
オリエント急行殺人事件(映画)のじつはコックの人的なかんじだった。(髪型とかいろいろ)
しゃべり声が良くて好き。

紫吹淳さんもエンタテイナーで…客いじりシーン後の「だいすけ、見習って」が印象深かったです。(笑)

樹里咲穂さん、ソプラノの声が美しかった。あまりメインストーリーに絡まない役どころで、もったいなかったな。

クラウディアのひとが歌が下手で興ざめだったなぁ~。ミューズなのだから歌でがっかりさせないで欲しかった…。宝塚でどんだけ偉い人だったのか知らないが。芝居はよかったですよ。

グイドの松岡氏は…私はぜんぜん知らなかったのだけどおそらくアイドル的な?人だろうと思っていて、まったく期待してなかったので、逆にちゃんと歌えてて良いほうに期待を裏切られました(笑)。違う畑の人にしてはちゃんと芝居もできてたと思うし。映画のほうで、ダニエル・デイ・ルイスみたいな年齢の人が同じ役をやるのがどんな感じなのか、たのしみ。


事前にかーなーりー楽しみにしていた舞台でしたが、席がやや遠かったせいもあって、うん、この舞台をベースにした映画はどんなかんじなんだろうな?!という感想で劇場を後にしましたー。


最後に余計なひとこと:
カーテンコールもいいかげん、役者のエラさで順番決めるのやめようや。芝居を観てきてさいごに拍手をしている観客の気持ちとまったくあわないと思うんですが。ヅカファンは喜ぶんだろうけどね…。


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ネイル

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クリスマスウィーク~お正月対応。

もともとは次はホワイト&シルバーでラメ×ホロと思ってたんだけど、周りにそういう女子がいっぱいいるので予定変更。
けっこう気に入りました。

パブリック・エネミーズ

みてきました。
大恐慌時代のアメリカで、稀代の銀行強盗ながら民衆に絶大な人気を博していたジョン・デリンジャーを演じるジョニデxそれを追う敏腕捜査官メルヴィン・パーヴィスを演じるクリスチャン・ベールの、男の戦い映画。
…と思って行ったんだけど、もうひとつの本筋であるジョニデとマリオン・コティヤールの話に、あんまりうまくクリスチャン・ベールが絡んでなかったような?
たとえば、
いきなりラストシーンの話を書きますのでこれから観る方は要注意ですが、
まあそんなにクリエイティブなラストシーンではないけどそうだとしてもだ、
デリンジャーのラストメッセージをビリーに伝えるのは、どうしてクリスチャン・ベール演じるパーヴィスではなく、他の捜査官なのかしら???それが史実だから???(知らんけど)ないしは原作本がそうだから???(それも知らんけど)
途中からクリスチャン・ベールが、影が薄くなるというか、話の筋が別々になっちゃうんだよなあ。
史実をなるべく再現したというのも大事なんだろうけど、そこは映画の特権で、メインキャラクターでストーリーを最後まで綴って欲しい…というのが私の趣味。
でもきっと史実ではデリンジャーが短期間だけ一緒にいた女性を最後まで愛していたというのは、嘘くさいなあと思うのですが。だって死んだときだって別の女といたわけでしょ。ま、そこは映画の特権なんだろうとして…。
でも好きなところもいっぱいある映画だったよ。これも映画の特権的シーンだろうけど、デリンジャーがシカゴ警察署内のデリンジャー特捜班の部屋にふらっと入り込んで壁一面に貼られた自分の捜査資料を眺めて歩き、部屋の片隅で野球のラジオ放送に夢中な捜査官たちに試合の経過をきく場面とか好き。
マリオン・コティヤールを2回目に口説きに行った場面の台詞とかもいい(自分の出身と好きなものをパッパッパッと言って、Anything else you wannna know?って彼女のコートを掲げるのとか)けど、こういう口説き方をする男はだいたいその次の女性のほうが身の上話をしてるシーンでは女の話を聞いちゃいないと思う。(笑)


映画が終わって、映画館を出るべくエスカレーターに乗っていたら、ティム・バートンの『アリス・イン・ワンダーランド』の帽子屋のポスターがどどーんと掲げてあって、「これまたすごいメイクだね」と思いながらオレンジ色のまつげを見ていましたが、それがジョニデであることにはそのとき全く気づかなかった。好きだねこの人も…。



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It's not about winning the moment.  It's about winning the day.

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