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二都物語感想 (8/20昼公演)

観るとこ多すぎる。みんながいろんなことをやっている。

貴族の馬車に蹴散らされてワインが樽からこぼれたあとに、「あふれるのはワインだけじゃない / 切り分けるのは奴らの肉だ」。
英語詞は:
When people are thirsty, and ready and willing,
Then it won’t be long till something else but wine is spilling.

The butcher is idle when people are starving,
But it won’t be long till there’s another kind of carving.


岡さん、甥との場面で最初だけシュッと「ムスュー・ダーネイ」って言ってる。(こだわりのフランス語発音 笑。以降は「ダーニー」)
[※追記: あとから見て分からなくならないために…「こだわりのフランス語発音」とは、岡さんがご自身でブログに書いていた表現です。原典では、英語版でもダーネイって言ってます。ちなみに。原作の日本語訳では、新潮版がダーニーですね。日本の舞台版ではこれを採用したのかな。]

今日やっと「見ておりませんでした」の前のガベルが見れた!
(マダムがエヴレモンドに硬貨を叩き返す場面)
いつもマダムに目が行っちゃうから、ガベルはきっと見てたんだろうなあと毎回思いながら、現場が見れなかったのよ〜。
やっぱりガベルは見ていた!

ドファルジュの気持ちの変遷が、やっぱりイマイチ(私の中で)きれいにつながらない。out of sightで、マダムにあんたいつまで待つの、と言われて、黙って手を握り返すんだけど、ガスパールがエヴレモンドの館に侵入しようとハシゴを登るときには、ウムと頷いて見送っている。てっきり、小ガスパールの葬式で堪忍袋の尾が切れる流れかと思ってたんだけど。

カートンの気持ちの変遷も、やっぱりきれいにはつながらない(私の中で)。裁判シーンで見つめ合うダーニーとルーシーの間に割って入ってルーシーをガン見しては、いた。(見とれてる感じでもないのよな…。) 裁判が終わったら二人がくっつくよなとも思っている(事務所でのストライバーとの会話から)。裁判後にダーニーと飲みに行って、ミス・マネットへの想いはバレバレだと突っ込んでるけど、そこまでのシーンでは二人のことを見てはいない。もっとその手前に、ルーシーをガン見するだけでなく、二人のことをふーんと見て、ああこの二人やっぱりうまくいっちゃうな、と思っているシーンとかがあると、分かりやすいのかな、と思う。

すみれさんの「どうしてこんなに時間がかかったの」、好き。

ミス・プロスがイイ。すごくイイ。ロリーさんもガベルもすごくイイ。好きー。
(バーサッドが好き、はずっと言っているので。生まれかわったらバーサッド演りたい。)

よみがえる、という言葉が随所に出てくる。マネット医師の蘇り。カートンは、自分は一度死んでいたけど、ルーシーを愛してよみがえったと…。そして、独房で入れ替わり、ダーニーに「お前は生き返ったんだ」。そして彼に託す。「これをつけている限り、少しは自分を大切にしている」スカーフと共に。

ダーニーの独房をカートンが訪ねる場面、音楽が「夢が叶う…」のメロディなのが、泣ける…。

今日は今さら赤白パネルの色に注目して観てたけど、赤パネルは「抑圧」や「流血」の場面に、白パネルは「善意」や「愛」の場面に使われているけれども、本日の白眉な発見は、私の大好きな The Bluff (カートンとバーサッドの取引き) の場面には、赤白両方のパネルが使われていること!!手前が赤で、奥が白。配置も、縦位置と、横位置に。言葉と本音と。見事!
そして、マダムドファルジュが夫の腕の中で死んでいく場面は、白パネルなんだな。それまでずっと赤パネルの場面に出ている二人なんだけど。
パネルがなくなる、小ガスパールの葬儀の場面も印象的。

今日観てまだ足りなかったらもう一回増やしてもいいと思ってたけど、あと残り一回で満ち足りそう。
ラスト一回を、味わい尽くそう。

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